折れた首の骨をチタン製ボルトで固定!

リハビリ生活
日常生活を無理なくこなせるだけでも奇跡! 幸せなことです。
リハビリからスタートする毎日ですが、毎朝起床後のわずか10分間のストレッチ! 他(笑)楽勝! あちらこちらの細かい後遺症を気にしていたらキリがない(笑)
人生初のハーフマラソン・増田明美杯
還暦を四か月後に控えた令和5年の師走に故郷のいすみ健康マラソン・増田明美杯にターゲットを絞って決死の覚悟をもってチャレンジしました。時間的には自由の利く執筆活動中だったので、半年間の準備を経て完走しました。

自分の意思通りには身体を動かせない貴重な経験の末に倒れ込んでの完走を果たせました。直後は口もきけずに立ち上がることさえ出来ない有り様でしたが、人間の意志の力を体現できたので「オレはまだ大丈夫だ!」と充実感を得ることができました。
しかし、そこまでやらないと満足のいく充実感を得られない脳が悩ましいです。でも仕方がないのです。己自身の経験値が構築した脳の働き方なので如何ともし難い案件なのですから。
首と腕の骨を折ったついでの全身打撲で腰痛が悪化して、しばらくの間は動けませんでしたがリハビリによってハーフマラソンを走り切れるまでに回復させた結果には自分自身に勇気を貰えました。
しかし、勇気を得た対価として腰痛が酷くなってしまい散歩前にすらストレッチが欠かせなくなりました。そして、趣味とリハビリを兼ねたジョギングは10kmが継続走行距離の限度となり、苦痛を伴う楽しみとなってしまいましたが、治らないと決まった訳ではないので、現在にも続いている新たなる課題です。
五体満足は当たり前ではない。
今更ながらに実感しています。五体満足! 大変ありがたい状態なのです。私の場合は、親からもらった丈夫な身体をでたらめ三昧な滅茶苦茶生活によって自ら壊してしまい、自業自得で散々な目にあってからはじめて気が付いた事実です。「クソ~! 気持ちよく走りたいな~」との不満な気持ちに取りつかれる度に、「この程度の不具合で勘弁してもらって助かったのだ!」そう感謝しながら人生を走っています。